高麗人参で頭痛改善
高麗人参は疲労回復に効果がありますが、頭痛の軽減・改善にも効果的な働きをします。頭痛はしばしば日常の対人関係や日々の生活の過労によって起きる過剰なストレスが原因で起きる場合が有ります。
また、特に女性に多く起きるのが更年期障害に伴って起きる場合です。
このような頭痛には、体内のホルモンバランスの乱れが自律神経の働きを不調にすることによって、イライラして精神的にも不安定になる症状を伴います。
いわば精神が過度に緊張している状態が続いて自律神経の乱れが起こっているのですから、精神の安定感を取り戻させる必要があります。
この働きをするのが高麗人参です。
高麗人参に含まれる成分の一つサポニン、中でもジンセノサイドには精神を安定させる作用や日々の疲れを回復させる働き、体の血の巡りを良くする血行促進作用があります。
高麗人参を摂取することによって、気持ちを安定させ全身の緊張をほぐしてリラックスするので、ストレスを克服して、結果的に頭痛を緩和・改善してくれます。
同じように血行不良が原因で、肩こりや冷え性に伴う頭痛が起きる場合が有ります。
この場合、脳の血の巡りまでが悪くなり頭痛を引き起こしてしまうのです。
こんな時も、高麗人参を摂取し続けることで血行を改善し、頭痛を改善することが期待できます。
逆に、高麗人参を摂取することで、「微熱を伴う頭痛」「偏頭痛」が起こる場合があります。
「微熱を伴う頭痛」の症状は風邪の症状に似ています。
これは高麗人参の成分サポニンが、自律神経の調整・正常化して体内の免疫力を高め・亢進させる時に一時的に「風邪に似た症状」が現れるためだということです。
また、「偏頭痛」も、高麗人参の成分サポニンが脳の血行を良くするために、血流を改善し血管を改善・拡張するのですが、その場合の血流改善と血管拡張の時間差が起きた場合、つまり血流改善が少し先になされ、拡張され切っていない血管に血が流れ込んだ場合、一時的に「偏頭痛」の症状が出てしまうことがあるというのです。
どちらの場合も、免疫力が高まり、脳血管が拡張改善してしまえば、[微熱を伴う頭痛」「偏頭痛」は治り、むしろ高麗人参が正常活発な体を作る働きをすることになります。