高麗人参でedを克服
EDの原因
ED(勃起不全)とは、単に勃起ができない状態を指すのではありません。EDの定義は、満足な性交渉をするために十分な勃起ができない、あるいは勃起が維持できない状態のことです。
勃起のおおまかな順序には、1.性的な刺激→2.神経系から勃起の命令→3.陰茎海綿体に血液を集中→4.勃起状態の維持、という4ステップがあります。
EDはこの4ステップがスムーズに行われない、またはどこかで滞ることで起きます。
EDの原因は、主に3つの要因に分けられます。
心理的な要因の「心因性ED」、血流や神経が要因の「器質性ED」、それ以外が要因のED、この3つの要因がEDを引き起こしていると考えられています。
1.心因性ED
日常のストレス、緊張、トラウマなど、精神的なことが要因で起こるのが心因性EDの特徴です。
不安な気持ちやプレッシャーなどによって性的な興奮が神経に伝わらないことで起ります。
性的な刺激を受けても勃起の命令が上手く出ないため、いわゆる「起たない」状態を引き起こします。
比較的20~30代の世代に多くみられるのがこのタイプです。
克服するためには、心をリラックスさせて、心身の不安や緊張を取り除くことが重要です。
2.器質性ED
心因性EDとは違い、加齢や神経系の障害、生活習慣病などの物理的な問題が要因で起こるのが器質性EDの特徴です。
加齢や生活習慣病などによって血管が固くなり、血液の循環が悪くなることで陰茎海綿体に十分な血液が流れてこないことで起ります。
比較的40~50代に多くみられるのがこのタイプです。
克服するためには、生活習慣を見直すことが重要です。
3.その他のED
心因性にも器質性にもあてはまらないEDの場合、病気や服用している薬剤が要因であることが多いです。
例えば、前立腺がんや膀胱がんの手術をしたことでEDを引き起こすこともあります。
他にも、消炎鎮痛剤、抗うつ薬、抗精神病薬、筋弛緩薬、麻酔薬、不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤などの病気の治療薬の副作用でEDになってしまうことがあります。
EDは中高年の男性だけの悩みではありません。
一般的に見ればEDとは無縁とも思える10~20代の男性でも、突然EDになることもあります。
つまり、男性であれば誰にでも起こり得る可能性があるのです。
EDを予防し、克服するためにも、普段から生活習慣を整えることが大切です。
高麗人参がED克服に有効な理由
高麗人参がEDの克服に有効な理由は、高麗人参に含まれるサポニンのパワーにあります。サポニンがEDの予防・克服に有効な働きをいくつも持っているのです。
では、EDの予防・克服に有効なサポニンの働きを4つご紹介します。
1.活性酸素を抑制
EDを誘発する物質の一つに活性酸素があります。
活性酸素が増え過ぎると、元気な神経細胞や血管にもダメージを与えます。
神経細胞や血管がダメージを受けると、血管は一酸化窒素を分泌しにくくなります。
性器は、一酸化窒素によって血管が拡張して、性器への血行がスムーズになり勃起します。
さらに、一酸化窒素は勃起状態を維持するためにも重要な役割を担っていますので、一酸化窒素が十分に分泌されないとEDを引き起こしやすくなります。
サポニンには、増えすぎた活性酸素を抑制する抗酸化作用がありますので、神経細胞や血管のダメージを防ぐことで、一酸化窒素の分泌を促します。
2.ストレスの緩和
男性の身体は心身にストレスを受けると、男性ホルモンの分泌を減らすように指令を出します。
ですから、ストレスを受けると、性欲も精力も低下します。
また、心身のストレスは自律神経を乱します。
自律神経が乱れて交感神経が優位になると、緊張状態が続き、心因性EDを引き起こすリスクが高くなります。
人間の体はストレスを受けるとコルチゾールというストレス物質を分泌します。
コルチゾールが増えると筋力が低下したり、骨が脆くなったり、睡眠障害を引き起こしたりとあらゆる弊害を引き起こします。
岩手医科大学医学部の臨床実験で、高麗人参(紅参※)がコルチゾールの過剰分泌を抑制することがわかったそうです。
これにより、高麗紅参はストレスの緩和やストレス軽減に有効であることが明らかになりました。
※収穫した生の高麗人参の皮をむかずに蒸して乾燥させたもの。
高麗人参の加工法の中で最もサポニン含有量が高い。
3.血行を促進
十分な勃起を行うためには、陰茎海綿体に血液を届けることが大切です。
言い換えると、血行不良が起こると陰茎海綿体に上手く血液が届かず、十分な勃起が出来ないといえます。
サポニンには血行を促進する作用、血管を拡張する作用がありますので、血行不良を予防・改善へと導き、陰茎海綿体に血液を届けます。
4.睡眠の質を高める
慢性的な寝不足や睡眠障害はEDのリスクを高めます。
アメリカの研究では、睡眠時間を1日7時間前後から5時間に減らしただけでEDのリスクが15%前後も上昇したというデータがあります。
睡眠がEDに影響を与える理由は、性欲を高める男性ホルモンが睡眠中に分泌されるからです。
人間のあらゆるホルモンの多くは睡眠中に分泌されるのですが、特に男性ホルモンのテストステロンは22時~2時の間に分泌量がピークになるので、この時間にしっかりと質の良い睡眠をとることが重要です。
サポニンには精神を沈静化する働きがありますので、自律神経の副交感神経(休息・リラックス)を刺激して、質の良い眠りに誘います。
質の良い睡眠をとることで、テストステロンの分泌を活発にします。
高麗人に含まれるサポニンにはEDの予防・克服に有効な働きがたくさんありますので、男性機能に不安のある方は高麗人参がおすすめですよ。