血流が気になったら高麗人参

高麗人参のサポニンが血流を促進

高麗人参には植物の根や葉、茎などに含まれる「サポニン」という苦味成分が含まれています。
高麗人参が滋養強壮に良いといわれる理由は、このサポニンにあります。
サポニンは採取される植物によって種類が違いますが、高麗人参に含まれるサポニンは血流改善効果が認められています。

また、サポニンには血液の凝固を抑える働きがあります。
血液の凝固が抑えられると、血液はサラサラになり、血液の流れはスムーズになります。

さらに、サポニンには抗酸化作用があります。
血流が悪くなる原因は「過酸化脂質」にもあります。
過酸化脂質はコレステロールや中性脂肪が活性酸素によって酸化されることで起こりますので、サポニンの抗酸化作用でコレステロールや中性脂肪の酸化を予防することで過酸化脂質の増加を抑制します。
過酸化脂質によるどろどろ血液を予防することで、血流の改善にも繋がります。

さらに、高麗人参には血流を促すアルギニンも含まれています。

高麗人参のアルギニンが血流を促す

アルギニンは、タンパク質をつくる２０種類のアミノ酸の一つです。
主に、脂肪燃焼酵素「リパーゼ」の働きを活発にしたり、脂肪代謝を促したり、成長ホルモンの合成を促したりする役割があるのですが、実は血流改善にも作用します。
アルギニンは体内で一酸化窒素を作ります。
一酸化窒素には血管の収縮を抑制したり、血管を拡張させたりする作用がありますので、一酸化窒素が増えると血管内の血液の通りがスムーズになります。
これにより、血液循環が良くなり、血流の改善につながります。

さらに、アルギニンは疲労物質であるアンモニアの排出に重要な役割を担っています。
アンモニアが上手く排出されないと、疲労物質が蓄積し、代謝が低下します。
代謝が低下すると血流も悪くなりますので、アルギニンを摂ってアンモニアの排出を促すことで、代謝の低下を防ぎ血流の悪化を予防します。

ほかにも、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。
成長ホルモンは質の良い睡眠には欠かせない物質です。
睡眠の質が悪いと、心身のストレスがとれにくく、自律神経を乱しやすくなります。
自律神経が乱れると血流が悪くなり、肩凝り、腰痛、頭痛などの症状を起こすこともあります。
アルギニンを摂って成長ホルモンの分泌を促すことで、質の良い睡眠をとることは血流悪化の予防にもなります。

このように高麗人参に含まれるサポニンとアルギニンがＷで血流改善へと導きますので、血流が気になる方は高麗人参を摂って、血流を促しましょう。