二日酔いには高麗人参
二日酔いの原因
二日酔いの症状である、頭痛、胸やけ、吐き気などは、アルコールが肝臓で分解されるときに発生するアセトアルデヒドという物質が原因です。通常であれば、アセトアルデヒドは体外へと排出されるのですが、お酒を多く飲みすぎたり、肝臓が疲弊していたりすると、アセトアルデヒドが血中に残ってしまい、頭痛や胸やけ、吐き気などの二日酔いの症状を引き起こしてしまうのです。
飲みすぎた後に水をたくさん飲むと良いといわれている理由は、水をたくさん飲むことで体内に溜まったアセトアルデヒドの排出を促すことができるからです。
つまり、二日酔いの症状を予防、緩和するためにはアセトアルデヒドの排出をスムーズに行うことが大切です。
そこで、注目されているのが高麗人参です。
二日酔いには高麗人参を!
高麗人参には、アセトアルデヒドの排出を促す働きがあります。では、なぜ高麗人参がアセトアルデヒドの排出を促すのかをご説明します。
まず、体内に入ったアルコールを代謝するのは肝臓です。
つまり、肝臓が元気でいなければ、アルコールの代謝は低下してしまうのです。
高麗人参に含まれるサポニンには肝機能を助ける働きがあります。
というのも、サポニンには活性酸素を除去する抗酸化力が備わっています。
これによりコレステロールの酸化が抑えられて、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールの蓄積を防ぐことができますので、肝臓の負担も軽減されて肝機能が活発になります。
また、高麗人参にはアルギニンというアミノ酸も含まれています。
アルギニンには肝臓の解毒作用を促す働きがありますので、アセトアルデヒドの排出を助けます。
また、アミノ酸は肝臓の栄養ですので、継続的に摂ることで肝機能を強化します。
このように高麗人参を継続的に摂ると肝機能が活発になり、アセトアルデヒドの排出もスムーズになるのです。
ほかにも、アルコールは20%が胃、残りの80%が小腸で吸収され、血液から全身に行き渡ります。
二日酔いを予防、緩和するためには血中に行き渡ったアルコールを排出することが重要です。
高麗人参に含まれているサポニンには血液循環を促す働きがあります。
血行が良くなると、代謝が上がります。
代謝活動が活発になると、体内の毒素や老廃物の排出も促されます。
アルコールが肝臓で分解された後につくられるアセトアルデヒドも体内では毒素の一つですので、代謝が活発になることでアセトアルデヒドの排出も活発になります。
このように、日頃から高麗人参を摂取することで肝臓が強化されますので、二日酔いの予防、緩和に繋がります。
二日酔いになりやすい方や、飲み会が多い方などは高麗人参を毎日摂って、アルコールに強い体をつくりましょう。